誤解でしょ

いつだって、相互理解という、温かい言葉の蜜にたかるアリのように、わたしたちは他人を容認しあい、認め合う「フリ」をする。
 どだい、別々の環境で、異なる思想の元に育ってきた人間同士が、芯から解り合える、なんて事は、「あり得ない」のだ。あり得ないからこそ、お互いに、思いやり、許し合うのだが・・。愛し合う二人、なんてのに至っては、都合の良い「馴れ合いごっこ」に過ぎないのではないだろうか、と、時として、怯える。そして、なんとか「愛」を確かめたくて、つい馬鹿なことをやってみたりする。そのあげくに、せっかくの「美しい誤解」を、自らの手でぶち壊したりするのだ・・・。
愛に臆病なのは、恋するモノの特徴です。
  
   寂しさを語れば君も同じ顔  

寂しい、というのは、状況ではなく、感覚です。寂しい状況に置かれた、という事よりも、「寂しい」と思う・感じる、自分が、寂しいのです。ある人が言いました。『「寂しがり、っていうヤツは、自分をどんどん寂しい方向へ持って行こうとしてしまうんだよ。だから、寂しいんだ。』  聞いた時には、へぇ?と思っただけでしたが、今、その言葉の意味が、じわじわと解ってしまう。どんな生き方をしてきた人なのか、人生の達人?!改めて、尊敬。

     
    はぐれ雲 優しい風を待っている
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