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ねこねここねこ−2
生徒のおばあちゃんから、やっぱり貰えない、って断られて、困った反面、どこか「ホッ」としている自分に苦笑しながら、子猫と遊ぶ。ちびちゃは、いつのまにか「茶々」に、ちびくろは「くろっぴ」になっている。
買い物に出かけた時、ケージに入れたまま置いていって、母にばれてしまった。子猫の声がする、と、わざわざ二階に上がって、探したのだそうだ。有り難いやら、迷惑やら(苦笑)。でも、めちゃめちゃ叱られたけど、カミングアウトしてしまったから、少しすっとした。
今日は、雨。朝から、二匹を居間に連れてきて、遊ばせながらこれを書いている。茶々は、わたしのバッグの陰から、姿勢を低くして、お尻を高くした、「ハンター」の姿勢で、目をまん丸にして、キーボードを打つわたしの手を狙っている・・・と思ったら、ものすごい速さで、椅子に座っているわたしの、膝からキーボードへ、まっしぐらに突っ込んできた。・・・・・はい、強制終了。自動保存機能が無かったら、ここは、別の文章になっていた・ことだろう。
雨でも、午後は仕事です。もう、出かける支度をしないと。茶々は、全然昼寝をしてくれない。元気な子猫が、用もなく寝てくれるはず、無いよね。くろっぴは、わたしのTシャツの懐で、眠っています。お腹があったかくて、わたしも気持ちいい、です。
それにしても、どうして、子猫と話す時には、赤ちゃん言葉になっちゃうんでしょう?もしかして、わたしだけ?
2002年6月21日 12:06

仕事から帰って、しばらく二匹と遊んでいて、意を決して、くろっぴをケージに残し、茶々を懐に、エンジンをかける。向かう先は、父の親友の家。最近まで、確か、飼っていた猫が何匹か死んだ話をしていたはずだ。
夜の雨の中、カーブで茶々が怖がらないように、気をつけて運転しながら、少しどきどき。こんなにハンサムな子だもの、きっと気に入ってくれるよね。優しい人だもの、可愛がってくれる、はず。いきなり、でも、大丈夫。心の広い、人柄を信じているから、あそこしか、無いよね。広い敷地(3000坪以上あるのです)に、のびのびと遊ばせてやれるんだから、家にいるより幸せだよ、きっと。
お腹いっぱいで(ウナギを食べたんだよ!)遊び疲れて、とろとろしていた茶々は、車が停まったら、何かを感じたのか、いきなり緊張の面もち。
チャイムを鳴らして、返事を待たずに、玄関から入った。はーい、と、奥から、娘(わたしより一つ年上、独身)が出てきた。少し遅れて、おじさんが書斎から顔を出す・・・の後ろから、茶々より少し大きめの子猫が、ひょっこり顔を見せた!ゲッ! でも、もう引っ込めない。
「お願いします、この子を、もらってください!」差し出したら、先住の子猫が「ハァーッ」と威嚇した。驚いた茶々は、とっさに、玄関から伸びている階段を、駆け上がってしまった。娘さんは、「もらったばっかりなのよ、しかも、二匹。」と断ったが、おじさんが、「(二階に行ったのは)うちの子になりたいんだよ、かまわないよ。」と、鶴の一声。持参したキャットフードをおずおず差し出し、よろしく、と、何度も頭を下げて、「お茶を飲んでいって」とのお誘いを辞して、帰ろうとしたら、涙がぼろぼろ、ぼろぼろ。「ちょくちょく見に来れば良いよ。」と言って頂き、感謝しつつ帰路につく。父が、一番信頼しているだけのことはある。有り難かった。
茶々は、鼻をくんくん、すぐに先住の子と遊び始めた。今が一番可愛い時期なのよ。わたしのこと、忘れてしまうんだろうな。忘れて欲しくないな、でも、どっちでも良いから、どうぞ、どうぞ、幸せになっておくれ。長生きするんだよ。同じくらいの子が居るから、寂しくないよ、大丈夫だよ、・・・・・大丈夫だよ。
この子たちを捨てた人も、誰かに拾われて、幸せになっておくれ、って思いながら、捨てたのかしら。こんなに可愛いんだもの、きっとネコ好きの人の目にとまる、って信じて・・・。
帰宅したら、くろっぴが待っていた。すぐに、膝によじ登ってくる。今、まだ涙がじわじわ、止まらないわたしの、膝の上で、安らかな寝息をたてている。茶々が居ないことなんか、たぶん、気にもせずに。抱いているわたしが、他のネコの事で泣いているなんて、考えもせずに・・・。ごめんね、今夜だけ、泣かせて。
2002年6月21日 21:25
まだ、後悔してる。茶々を、くれてやった事に、ではなくて、自分の身勝手さに、である。涙は、初めは、茶々と離れる寂しさだったが、帰り道の途中から、わたし、ってば、なんて身勝手なんだろう、って思い始めて、そのことに気づいた悔しさと恥ずかしさと、いたたまれなさから、だったのだ。
もし、逆の立場だったら、わたしは、おじさんみたいに、快く、子猫を引き取れただろうか?その時には、「これしか道はない。」と思い詰めていたのだが、はたして、本当にそうだったのだろうか?自分の都合を優先した上で・の結論でしか無かったのだ、と、突然解ってしまったのだ。甘い、と言ってしまえば、一言で済むのかもしれないが、それで良いのだろうか?自分の「楽」のために、他人にめんどうを押しつけてしまったにすぎないのでは?
若くして亡くなった大親友に、「あんたは、結局の所、良いトコ育ちの甘ちゃんなんだよ。」と言われた事があって、その時は憤慨したが、悲しいかな、当たってるんだろう、たぶん。・・・ごめん、で済むなら、警察は要らない、って言葉があるけど、まったく、だ。でも、ごめんなさい、しか、言いようがない。責任、って、こういう取り方は、違うよね。これは、やっぱり、無責任、って言うんだよね。他人に尻ぬぐいさせてさ。だからといって、今更、取り返しにも行けない、我が身のふがいなさ、ひたすら、みじめ。ガキ、もとい、お子さまでもあるまいに、なんという失態、なんという自分本位、なんという・・・。あ〜〜〜!
おー、恥ずかしい、恥ずかしい、誰か、わたしの入れるような穴を貸してください。・・・って、これも、いけない。自分で、穴掘りしなくっちゃ。・・・・ん?後ろから、「ザッ、ザッ」と、音がする・・・振り返ったら、いつのまにか起き出したくろっぴが、トイレの穴を掘っていた・・・。こんな夜なのに、シュールになりきれない。いや、いや。たぶん、子猫に励まされているんだね。ありがとう。(←やっぱり、ノー天気!)
2002年6月22日 1:38
今日は、朝から、くろっぴをふところに、学校へ。小雨は、まだ続いている。昨夜、歩きっぷりを見た限りでは、もう少し運動をさせないと、筋力が落ちて、上手く成長出来ない。寒いのを承知で、車の中に、トイレと、水、餌を置いて、留守番させる。こういう時、ワゴン車って、便利。
途中で見に行ったら、なんと、運転席で眠っていた。わたしの臭いで、安心しているんだろう。何という、健気な子・・・。どんなに母に叱られようと、この子は手放すまい、と、心に決めた。
夜。帰宅して、くろっぴの、あろうことか、じゃれる、じゃれる、こんなに元気回復が早かったなんて、きっと、わたしの決心が伝わったんだなぁ、って、またもや「ノー天気」な思いに浸る。雨はもう上がっていたが、寒いので、ストーブを点けて、のびのびしているくろっぴに目を細めながら、でも、時々居なくなる(ある時はパソコンの本の陰に、ある時は食器棚の後ろに)のだけが問題。だけどっ!呼べば、答えるんです。嬉しいじゃないですか。もう、「すまねこ」じゃありません。母が入室するたびに、物陰に身を潜めていた子猫は、もう居ません。堂々と、座布団を敷いて、お座りしています・・・と言っても、やたら小さいのと、黒っぽいのとで、見えない・らしい。この上は、踏まれないように、ド派手な、蛍光色のリボンでも、首に結んであげようかな?なんて考えてます(笑い)。
今、振り向いて、所在を確認するわたしに、きちんと正座して、見上げるまっすぐな視線で、ニャー、の口をしている・・・声にならない声、猫のもっとも愛らしいしぐさのひとつ・・・くろっぴは、体調を崩したわたしへの、神様が下さった「カンフル剤」だったのかもしれないなぁ、って、思っています。
2002年6月22日 21:37
くろっぴは、すっかり元気を取り戻した。フローリングをかっかっかっかっ、と、音を立てて走り回る。まだ、爪を上手に引っ込める事が出来ない。走り疲れると、横座りになって、しばし辺りを見回してみたり、片足をあげて、毛繕いをしようとして、そのまま「コテン」とひっくり返ったりするのも、この時期ならでは、の愛らしさ。拾われた当時は、目やにで開かなかった目も、きれいに見開いて、当時、あんまり「膿」が出るもので、失明まで覚悟したのが、ウソのよう。じゃれられて、わたしの手足は、傷だらけ。
くろっぴの、一番のお気に入りは、携帯ストラップ。小粒の水晶がきらめくのが、不思議でたまらない、らしい。メールの打ち込みをしていると、かならず「がじがじ」かみつかれて、重いっ(汗)。猫釣り、だよ。トイレも、天ぷらバットに猫砂を入れて、それを使わせていたけど、もう少し大きめのものに替えてやらないと、ね。
マグカップに、コーヒーを淹れると、必ず確認に来る。くんくん、して、納得すると離れていく。牛乳なんかだと、わたしの口を、ぺろぺろ舐めて、「ちょうだい」って催促する・・・・舐めるとき、目をつむっているんだよね、めちゃくちゃ、可愛い。椅子の上で眠っていて、寝返りをうったはずみで、転げ落ちてしまって、目をまん丸にして、う゛ぅーっ!!と、怒っている様子も、笑える。胴長短足、顔の骨格、足の太さ、この体型から推測すると、洋猫の血が入っている?足の裏の肉球も、見事に真っ黒だし・・・と思っていたら、昨日、校庭を、丸刈りされたペルシャが、ゆったりと横切って行った。もしかして?かな?・・かも、しれない、な。
2002年6月28日 11:30
くろっぴは、すっかり「車猫」になってしまった。車の中でなら、わたしが運転している事など、まったく気にせずに、トイレも食事もする。まだ、太ってきたとはいえ、本格的な「子猫体型」には戻っていないので、少々お見苦しいか、とも思うが、携帯で撮ったものを、初公開。見て、見て?
ちょっと、ピンぼけだけど、まぁ、
ご愛敬、ってことで。わたしの手、
傷だらけ!悲しい。
2002年6月29日 19:05
今日、いつも通り、わたしの枕の上で、頭にしがみつくように眠っていたくろっぴ。わたしが起き出すと「おや、朝ですか?」って感じに、うっすら目を開けて、顔中を口にしての大あくびと、何故か、しっぽの先っちょだけが「くにっ」と曲がった大きい「のび」をして、「しかたない」というように、もそもそ起き出し、いつも通りに、トイレへ向かう・・・が、何か、いつもと違う?と思ったら、足音がしない。後ろを向いていても、足音が移動するから、くろっぴがどの辺にいるのか、を、いつも把握出来ていたのは、けっこう便利だったが、うーん、残念。
時々、肩を怒らせて、しっぽの先までリキを入れて、体を揺すりながら、つま先立ちで歩くのは、まるで東映映画の役者さんみたいで、笑える。威嚇の練習なのだろう。両手(両前足?)を思い切り広げて、がばっ、と被さるようなかっこうで、おもちゃに向かうのは、狩りの練習だね。それにしても、集中している時の、猫の表情、って、どうして「困ったみたいな顔」なんだろう?
コーヒーを淹れに歩いていたら、後を追って来ていたくろっぴに気づかず、蹴ってしまった。もちろん、軽ぅーく、だけど、こっちがびっくりした。足音がしない、って、飼い主には、不便・・・。くろっぴは、全然懲りずに、わたしの足を追いかけて、じゃれる。いやぁ、信頼されてるんだなぁ、って嬉しい半面、危なくてしょうがない。仕方ないから、すり足で歩いてる。カッコよく言えば「お能」みたい、ありていに言えば「老人歩き」?あぁ〜あ。
2002年6月30日 9:22
ちなみに、拾われて数日の写真。うーっ!
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